6科目の学科試験&実技試験をクリアせよ!
(FP検定の全貌とは?)
まずは、AFPの取得を目標と考えて、取得までの流れを見てみましょう。
ちょっと複雑ですので、しっかりついてきてくださいね!
●AFP取得までのちょっと複雑な道のり
その1.AFP認定研修を受ける
日本FP協会が認定している教育機関(通学講座、通信講座など)で68単位以上を履修して提案書を提出する。規定の水準以上の得点ができれば修了とみなされる。
その2.2級FP技能検定を受検して合格する
学科試験と実技試験を受けて、両方合格することが必要。片方だけ合格した場合は、その翌々年度まで合格した科目の試験が免除されるので、その期間内にもう片方が合格できればOK!
その3.AFP認定の登録をする
2級FP技能検定に合格したら、登録手続きの期間内に日本FP協会に登録の手続きをする。
AFP取得までの流れは理解できましたか?
FPの資格は、国家資格と民間資格が絡み合って存在しているので少々複雑ではありますが、2級FP技能士とAFPを両方まとめて取得できてしまうという点では、効率的かもしれませんね。
それでは、次にAFPを目指して受検する2級FP技能士の試験内容をまとめてみましょう。
<2級ファイナンシャルプランナー技能士・試験概要>
●受験資格
下記のいずれかに該当するもの。
- 3級FP技能士検定の合格者
- 2年以上のFP業務の実務経験がある者
- 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
●試験科目
2級FP技能士検定試験は、次の6つの科目から出題されます。
- 金融資産運用
- 不動産
- リスク管理
- ライフプランニングと資金計画
- タックスプランニング
- 相続、事業承継
●試験の形式
学科試験と実技試験に分けて行われます。
学科試験は、マークシート方式で4肢択一問題。実技試験は記述式問題となっています。
●合格基準
- 学科試験は1問1点の配点で60問出題され、60点中36点以上で合格。
- 実技試験は、40問で100点満点となっていて、100点中60点以上で合格。